播磨町の「カラオケ喫茶 まろん」(播磨町東本荘)がオープンして、11月10日で1カ月がたった。
藤原文代さんが店主を務めるバル「おいしい関係II」の昼部門として開いた同店。藤原さんと次女の渡邊千春さんの2人が営業する。
渡邊さんはこれまで約10年間、介護職に従事してきたが今年9月に退職。「以前から、店のお客さまには、昼時にも店を開けてほしいという要望があった」と話す藤原さん。渡邊さんの退職を機に、藤原さんからの勧めで昼の営業を始めた。
渡邊さんは「飲食業の経験はないが、もともと接客が好きだったので、母から声をかけられた時は不安もあったが挑戦してみようと思った」と当時を振り返る。占いで2人の運勢が良かったという「10月10日」をオープン日に決めてからは、メニューの考案など、急いで準備を進め、渡邊さんの愛猫の名前「まろん」を店名にした。
席数は、カウンター10席、ボックス席2卓。モーニングタイム(10時~12時)は、「トーストセット」「サンドイッチセット」(以上800円)の2種類を用意する。ランチタイム(12時~16時)は、メインが肉か魚から選べる「日替わり定食」(1,200円)をそろえ、カラオケが歌い放題となっている。
渡邊さんは「オープンから1カ月が経過し、『おいしい関係II』の常連さんを中心に、開店当初から新規のお客さまも来てくれている。料理や店の雰囲気など、夜営業とは一味違ったテイストなので、カラオケやおいしい料理を楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~16時。日曜・月曜定休。