一般財団法人「加古川市ウェルネス協会」が11月1日、「棋士のまち加古川オリジナルグッズ」の新商品を発売した。
同協会は、市民に向けてウェルネスなまちづくりを実現するため「スポーツ振興」「文化振興」「コミュニティ推進」を3本柱とした事業を行う。将棋・囲碁普及啓発は文化振興の一つ。
今回新商品に加わったのは、「鉛筆」(2B・110円)と「ノート」(220円)の2種類。従来のノートをリニューアルし、自由帳として使え、持ち歩きやすくコンパクトなサイズにした。オリジナルグッズとしては、既に将棋の駒をかたどった根付けやハンドタオル、扇子、クリアファイルなどがある。
新商品について、同協会総務の藤井智美さんは「子どもの大会の参加賞として使うほか、小学校で行っている将棋の授業の際に配ることで、『棋士のまち加古川』を広めたいと考え、子どもたちにも使ってもらえる鉛筆とノートをグッズに採用した」と話す。加古川ヤマトヤシキ7階「かこがわ将棋プラザ」で扱う。11月22日・23日に同市で開催される「第51回将棋の日」には、SHOWAグループ市民会館前広場で出張販売も行う。
藤井さんは「加古川は棋士のまち。加古川にゆかりのある棋士が7人いるのは全国でも珍しい」と話す。「かこがわ将棋プラザで土曜・日曜は井上慶太九段が将棋教室を開かれている。今月はヤマトヤシキ6階の加古川市立加古川図書館で『将棋月間』として、将棋に関する本を薦めていたり、市では『将棋の日』も開催する。この機会にぜひ、将棋に触れてもらいたい」とも。
かこがわ将棋プラザの営業時間は10時~19時。