ゲームの「リアルタイムアタック(RTA)」観戦イベント「播磨×RTA」が12月28日、「e-sports place集会所」(播磨町古宮)で開催される。
同イベントは、ゲーム開始から終了までの時間を競う「RTA」の魅力を、子どもから大人まで幅広い世代に体験してもらいたいと開催する。イベント主催者の梶達也さんは、RTAプレーヤー「カジック。」としても活動する。梶さんは「以前から、職場などで趣味のマジックを披露していたが、あるイベントで子どもたちに披露したマジックが好評で、それ以来、子ども向けのイベントを開きたいと考えていた」と話す。2019年に東京で開催されたRTAイベントを訪れた際、その熱気に触れて、自身ものめり込んだという。
「イベント開催のきっかけは、『e-sports place集会所』の存在だった」と梶さん。「地元で子ども向けのRTAイベントを開きたい」という思いで、同店に飛び込みで相談。同店所長の西口健作さんが、梶さんも参加したことのあるイベントのファンであったことから話が弾み、今回の開催が決定した。
同イベントには、大阪や岡山など県外から「走者」と呼ばれる有力プレーヤーたちが集結。「スーパーマリオブラザーズ」「スプラトゥーン」など人気ゲーム7タイトルで、高いプレースキルを披露する。ほかにも、播磨町を拠点に活動するeスポーツチーム「OPONAKA TRIDENTS(オポナカ トライデンツ)」のメンバーも参加し、一緒にイベントを盛り上げる。
梶さんは「RTAやeスポーツについて知らない人も多い。ぜひ会場に足を運んでもらって、実際にRTAの世界に触れてもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は13時~17時。入場無料。