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稲美町で「ふれあい収穫祭」 家族連れなどが2種の大根を引き抜き

会場の農園には約1万本のダイコンが植えられている

会場の農園には約1万本のダイコンが植えられている

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 大根の収穫体験ができるイベント「ふれあい収穫祭」が12月20日、いなみ野水辺の里公園(稲美町岡)で開催された。

ダイコンを引き抜く子どもたち

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 もともと地元町内会と営農組合が主催していた同イベント。コロナ禍をきっかけに途絶えていたがろ、農業と福祉の連携に取り組む就労継続支援B型事業所「ひより」(加古川市神野町)が3年前に復活させた。大根は同所の利用者らが9月から育ててきたという。

 農園には、「とろけるような柔らかさが特徴」だという「とろっ娘大根」と定番の「冬自慢」の2種類、合わせて約1万本が収穫期を迎え、多くの家族連れなどが1人5本まで引き抜いていった。持ちきれないほどの大きな大根を持ち上げる子どもの姿も。子どもが収穫体験をした母親は「これだけ大きな大根が収穫できるとは思わなかったのでうれしい。おいしいと聞いた煮物とおでんを作りたい」と話していた。

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