加古川のカフェ「サブリナ喫茶」(加古川市加古川町、TEL 079-424-0776)で11月7日・8日、服飾作家の武田玲子さんによる個展が開催される。
ベルギー産のビンテージ加工や、リネン(麻)を使用した作品を手掛ける武田さん。イベントでは、ワンピース、コート、パンツ、雑貨など十数点を披露する。
「リネンは耐久性が優れており風合いがすてき」と話す武田さん。作品は、日本の伝統も取り入れたいとの思いから、刺し子の刺しゅうも施すなどこだわりを見せる。
武田さんが洋服をつくるきっかけとなったのは、「洋服店に足を運んでも満足いくものが少なかったから」。「これまで加西市の酒蔵や高砂市のカフェで数回個展を開いたところ、リネンに魅力を感じた40~70代の女性から問い合わせが多く、今回の個展につながった」という。
7日14時からは、外にオープンカフェスペースを設置し、店内で客の服を着用してファッションショーを楽しむイベントも行う予定。「カフェと同時にリネンの洋服を楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。入場無料。