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高砂で「子ども食堂」広める勉強会 貧困問題だけでなく「コミュニティー食堂」に

勉強会の様子

勉強会の様子

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子ども食堂への理解を深めてもらおうと保護者などを対象にした勉強会が2月16日、高砂市文化保健センター(高砂市高砂町)で行われた。主催は「きっず・きっちんネットワーク」。

食事の様子 

 子ども食堂は、貧困家庭や孤食の子どもたちに無料や安価に食事をする活動として広まっているが、勉強会では、子ども食堂が貧困問題だけでなく、地域コミュニティーの拠点となることを多くの人に知ってもらい活動を広めようと開催された。

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 同団体では、2017年度に市内10カ所、今年度は4カ所で移動式の子ども食堂を行い、その成果として本年度初めには曽根町で毎月1回定期的に子ども食堂を行う団体も発足している。同団体代表の竹内茂雄さんは「子ども食堂を開催する度に大人向けの勉強会を開催しようとするが参加者が少なかった。今回、広報誌にイベントを掲載するなど市の協力も得て関心のある大人に参加を呼び掛けた」と話す。

 この日の勉強会には、子どもを持つ親やボランティア活動に関心がある人など約20人が集まり、子ども食堂の現状や同団体の活動などを学び自己紹介を行った。竹内さんは「子ども食堂は貧困問題だけでなく高齢者も参加することもでき、コミュニティー食堂となる活動」と話す。

 勉強会の間に、約20人の小中学生がロールキャベツやビーフシチューなど70人前を調理し、勉強会終了後に参加者や食事に訪れた親子連れと食卓を囲んだ。調理から参加した松下尚楓さん(小6)は「いろいろな料理ができるので楽しいし勉強になる」と話し、竹畑玲奈さん(同)は「みんなで話しながら食べる触れ合いが良い。みんなと食べるとおいしく感じる」と話す。

 竹内さんは「今は移動式で行っているため子ども食堂に参加するために保護者が車で送迎する人もいるが、子どもたちが自分で行ける場所で定期的に開催できるようにしていきたい。さまざまな地域で、地域のメンバーで運営できるようスタッフとサポートしていきたい」と抱負を話す。

 

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