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加古川に「うみそらcafe」 東京から移住夫妻、「海の家」風にリノベ

店主の穐原邦栄さんと美佳さん

店主の穐原邦栄さんと美佳さん

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 加古川に10月15日、「うみそらcafe」(加古川市加古川町、TEL 079-497-5455)がオープンした。

沖縄から仕入れたチャツネを使ったセンター長のこだわりカレー

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 「昨年12月に東京から移住してきた」と話す、店主の穐原(あきはら)邦栄さんと妻の美佳さん。脱サラし、カフェ経営の夢をかなえた。

 元電器店だったという店舗兼住宅を、元グラフィックデザイナーの美佳さんが「海の家」をイメージしてデザインし、邦栄さんが自己流でリノベーションして、約7カ月かけて完成させた。

 店舗面積は約7坪。店内は2人掛けテーブル席3卓、カウンター6席の計12席を用意する。
ランチメニューは、「センター長のこだわりカレー」(700円)、「センター長のこだわり沖縄タコライス」(700円)、飲物セット(900円)。カフェメニューは、「りんごの甘煮とバニラアイスを添えたやさしいお味のクレープ」、「たっぷりオレンジを感じる、大人のためのクレープ」(以上750円)など。

 素材は、邦栄さんの元同僚が沖縄で営む農園から仕入れた、グァバのジャムやパパイヤとマンゴーのチャツネなどを使うという。

 店名の由来について「2人で『空海(くうかい)』ゆかりの、四国の室戸岬を旅行しているときに、空と海が好きな美佳さんが『空と海(そらとうみ)』という名前を思い付いた。『空海(くうかい)』の、字を入れ替えてひらがなにした」と話す。

 邦栄さんは「オープン前から、ブログで進行状況を発信していたため、ブログを見て来たという来店客が多い」という。来店客の森本賢(まさる)さんは「寺家町は、昔からある町。最近閉まっている店も多い中、新しく店ができるのはうれしい。店も手作りで、温かみがあって落ち着く」と話す。

 穐原さんは「コンセプトは『第3の居場所』。家や会社以外の居心地のいい場所にしたい。店は小さいけど、人と人、人と趣味がつながり、それが夢へとつながっていく場所にしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、カフェ=14時~18時。土曜・日曜・祝日のみモーニングあり(7時~11時)。

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