加古川の古民家カフェ「ふるかふぇ処満天堂」(加古川市東神吉町、TEL 079-431-1193)で11月22日、筆ペンやパステルで描く筆文字アート作品を店内の至る所に展示する「筆文字アートゆるり書展」が始まった。
展示するのは、兵庫県在住の筆文字アートインストラクター有志17人で構成する「筆文字アートゆるり書」。同団体は、筆文字アートを広める活動やインストラクター同士の交流を行っている。
筆ペンやパステルなどを使い自由な発想で描く筆文字アートは、好きな言葉、思い付いた言葉、人に贈りたい言葉などを特徴のある書体で描く。素材は半紙などの和紙だけでなく、木、キャンバス、布など、書くことができるものなら何でも利用するという。
筆文字アートインストラクターの若松成美さんは「筆文字アートを始めて約半年がたつが、好きな言葉を書くことや家族への伝言などに筆文字を使うようになって日常的に利用している。筆文字アートを書くことは癒やしにもなる」と話す。期間中の11月30日と12月2日には、野菜を使ったスタンプで年賀状を作るワークショップも予定している。
同店スタッフの上山梨紗さんは「いつもと違う雰囲気の店内で書展を楽しみながら、ランチメニューの『母飯』(950円)を食べてほしい。季節のメニューで手作りの『おぜんざい』(420円)の提供も始める」と来店を呼び掛ける。
営業時間は9時30分~16時。日曜・月曜・火曜定休。12月2日まで。