加古川市役所近くにレンタルスペース「haco(ハコ)」(加古川市加古川町、TEL 080-4097-3561)がオープンして1カ月がたった。
同施設は、レディースファッション通販会社「ワンピース」(別府町)が運営するコミュニティースペースとして、「cohaco(コハコ)」(加古川町)、「fam(ファム)」(同)、「Hikare‘(ヒカレ)」(平岡町)に続いて加古川市内で4施設目。ビルの6階1フロア(40平米)に設けられた北側全面の窓が開放的な空間で、ヘリンボーン柄を敷き詰めた床と白を基調にした壁のシンプルなデザインが特徴。
スタッフの本多友香さんは、「都会の雑居ビルにある一室のようなおしゃれな空間を作りたかった。あまり色を付け過ぎるとレンタルする人が使いにくいと思い、シンプルにすることにこだわった」と話す。
同施設のコンセプトは、「夢中があつまる空間へ 夢中なコトを伝える 夢中なコトを見つける あらゆる世代が、夢をおえる空間=haco(ハコ)」。習い事・セミナー・趣味活動・個展・ギャラリー・シェアサロンなど、さまざまな用途に利用できるという。
「コミュニティースペースというよりも、レンタルスペースとして使用してもらいたい。haco(ハコ)は、こんな場所があったらいいのにと思って作った空間。私が作りたかった場所の原点がある」と本多さん。「新しいことをしたいけど一歩踏み出す勇気がない人や、やりたいことを探しているけど見つけられない人が、ここで人と出会い、物と出合うことで、やりたいことを見つけられるような場所になれば」とも。
本多さんは今後について、「加古川で活躍する女性を複数掲載できるようなフライヤーを作って、レンタルする人の活動を知ってもらうきっかけができれば。レンタルする人のサポートをしていきたい」と意気込む。
営業時間は9時~21時。利用料金は1時間1,000円。