加古川のイタリア料理店「RISTORIA Grande Albero(リストリアグランデアルベロ)」(加古川市加古川町、TEL 079-427-1066)が4月14日、オープン15周年を迎える。
オーナーシェフの丸尾大樹さんは、20歳の誕生日に建築を学ぶためイタリアへ留学。現地ではクラスメートとのパーティーで自作のパスタソースとティラミスが好評だったことから、料理人の道に進む決意をしたという。イタリアで2年間の料理人修業の後帰国し、4年間は和食店や多国籍料理店で腕を磨き、26歳の時に同店をオープンした。
店名の由来について、丸尾さんは「イタリア時代に、現地の人に名前の『大樹』をイタリア語で訳してもらうと『グランデ=大』と『アルベロ=樹』になることを知り、店名を『グランデアルベロ』に決めた」と話す。
15年前を振り返り、丸尾さんは「オープン当初は大皿をみんなで取り分けるアラカルトやコース料理を提供していた。そこから、自分のやりたいスタイルや理想の店に少しずつ変えていき、現在はコース料理をメインに提供している。季節の食材を一番おいしいかたちにして、季節を感じてもらえる料理を提供したい」と話す。
丸尾さんは「日々の積み重ねが大事。来店するお客さまに今以上に良い料理やサービスを提供していきたい。20周年に向けて一日一日着実に前進したい」とも。
4月14日・15日は「15周年記念パーティー」を開く。パーティーでは開店当時から好評という「生タコのレア仕立て」、前菜、パスタ、デザートなどを立食形式で用意する。
丸尾さんは「パーティーに参加する機会が少ないので、おしゃれをして参加したいという女性のお客さまの声をよく耳にしていた。当日はいつもと違って着飾って自分の思うおしゃれをして来店してもらえたら」と話す。開催時間は、14日=18時~24時、15日=11時~24時。