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加古川の鶴林寺に期間限定「御朱印」 季節ごとに3種類

本尊のとなりで御朱印を持つ茂渡住職

本尊のとなりで御朱印を持つ茂渡住職

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 加古川の鶴林寺(加古川市加古川町)で4月から、期間限定の御朱印を行っている。

期間限定御朱印

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 同寺院住職の茂渡俊慶さんによると、同寺院ではもともと5種類の御朱印を用意しているが、今回新たに期間限定で3種類を追加したという。

 俊慶住職は「旅行者や女性を中心に人気を集めている御朱印ブームに合わせた、初めての試み。季節に合わせた肩印や、イメージイラスト印も作成した。記帳する墨書は、人の世に近い姿で現れている『天部』の神々に限定している。本堂では本尊の特別公開も行っている」とも。

 御朱印の墨書は、4~5月=弁財天、6~7月=毘沙門天(びしゃもんてん)、10月~11月=大黒天。

 「季節に合わせて天部の神さまの組み合わせを考えた。4~5月は技芸・学問などの上達をイメージした弁財天、6~7月は夏の日差しと力強いイメージから毘沙門天、10月~11月は実りの秋で大黒天。当寺院でお祭りしている神さまの中でも代表的な三神を選んだ」と茂渡住職。

 御朱印の右上に押印する肩印も、春は「春風駘蕩」、夏は「緑陰夏花」、秋は「錦秋風月」の3種類を用意する。

 茂渡住職は「秋には当寺院宝物館で『天部の世界』展示を考えている。天部の神々はご利益・霊験あらたか。この機会にぜひご参拝いただければ」と笑顔を見せる。

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