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加古川に中華料理店「萬順 元祖 小籠包」 焼きショウロンポウを売りに

お薦めの焼き小籠包

お薦めの焼き小籠包

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 加古川で4月7日、中華料理店「萬順 元祖 小籠包」(加古川市平岡町、TEL 079-498-1076)がオープンした。

焼きショウロンポウを提供する1号店のスタッフ

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 店舗面積は約44平方メートル。席数はテーブル席18席、カウンター席3席の計21席。2018年1月設立の三和商事1号店として、3月23日にプレオープン、4月7日に正式オープンした。

 同社社長・エン志遠(ジエン)さんの妻、李平(リピン)さんは「主人は中国で四川料理や東北料理を学んだ後、2010年に日本在住の友人に誘われて来日した。7年間にわたる台湾料理店勤務を経てこの度の会社設立・新規開店に至った」と話す。

 店名は社長の祖父、萬順(マンジュン)さんがかつて中国でショウロンポウの店を営んでおり、そのレシピを受け継いだことに由来するという。「中国人向けの味付けを日本人向けに改良した」とも。

 「お薦め」は「焼き小籠包」(5個626円)で、持ち帰りも可能。「蒸したものは皮が薄くすぐに破れてしまうため持ち帰りには適さず、店内のみの提供となっている。女性に人気があるのは『特製麻婆豆腐』(734円)。トウバンジャンなど調味料は全て中国四川省から取り寄せている」と自信を見せる。

 東加古川駅の北側に店舗を構えていることもあり、「特に宣伝をしていないが通行人や口コミで知った人が足を運んでくれる。夕方には夕食用に持ち帰る女性客が多く、夜にはビールとショウロンポウを楽しむ会社帰りのサラリーマンが多い」と笑顔を見せる。

 持ち帰りで来店した近くの会社に勤める女性は「昼食にみんなで食べようと思って買いに来た。以前に食べた時、専門店のようにおいしく日本人向けの味付けになっていた。シューマイやゴマ団子、エビ餃子がおいしい」と話す。

 李さんは「ぜひお薦めメニューを食べてもらいたい。子どもに人気のゴマ団子や唐揚げ、チャーハンも用意している。ご家族そろって来てください」と笑顔を見せる。

 営業時間は、11時~14時30分、17時から22時。

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