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加古川で母の日コンサート バイオリンアンサンブルでヘンデルなど演奏

PRするアンサンブルユニット「SOW(ソウ)」のメンバー(左から天川さん森口さん田中さん)

PRするアンサンブルユニット「SOW(ソウ)」のメンバー(左から天川さん森口さん田中さん)

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 加古川のバイオリンアンサンブルユニット「SOW(ソウ)」が5月13日、「カフェ&バー リリーベル」(加古川市東神吉町、TEL 079-432-5577)で「母の日ランチ・コンサート」を開催する。

アンサンブルユニット「SOW(ソウ)」のメンバー天川さん、森口さん、田中さん

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 同ユニットは、森口実里さん、天川絵梨佳さん、田中奈穂子さんで演奏する、バイオリンアンサンブル。「SOW」は「種をまく」 という意味で、「私たちの音楽や言葉や活動でたくさんの音の種をまいていきたいという思いが込められている」と森口さん。主に地域のイベントに出演するなど活動している。

 イベント当日はディズニーやヘンデルの曲など、よく耳にする8曲を演奏するという。森口さんは「演奏だけではなく、その時の会話や食事時間、食器の音まで一緒に楽しんでほしい」と話す。

 森口さんは1990年に合奏団を立ち上げるなど、形は変化しつつも地域での音楽活動を続けている。現在は「アンサンブル・ムジーク」の団体名で活動するが、依頼などに応じてメンバーや楽器、形態を変えるという。「SOW」は地域への音楽の種まきをする目的で2015年に3人のバイオリンアンサンブルとして結成した。

 子どもの時から森口さんにバイオリンを教わる天川さんは「音楽と離れるときもあったが、小さいときからの恩師や仲間と音楽ができるのはうれしい。私の人生の中では音楽がベースになっている。昔は与えられたものを弾いていたが、今は自分で表現ができるようになり、新しい音楽との向き合い方ができている」と話す。

 音楽大学受験をきっかけに森口さんからバイオリンを教わり始めたという田中さん。「アンサンブルはなかなかする機会がない。バイオリンをやめた時期もあったが、今はずっと弾いていたい」と笑顔を見せる。

 「昔は生徒と先生という関係だったが、今は仲間として一緒に演奏できることや、誘ってくれることがなによりも幸せ」と森口さん。「これからも私たちにできる音楽を提供することで音楽に興味を持ってもらえればうれしい。今後はさまざまなジャンルの人とコラボをし音楽を届けていきたい」と話す。 

 開催時間は、一部=12時~12時20分、二部=13時~13時20分。参加無料(要ランチ注文)。 

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