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加古川に「かふぇ ぶらんち」 自家焙煎コーヒーと天然酵母パンを売りに

マスターの鳥居さん(左)と店長の竹内さん

マスターの鳥居さん(左)と店長の竹内さん

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 加古川に自家焙煎(ばいせん)コーヒーカフェ「かふぇ ぶらんち」(加古川市神野町、TEL 079-440-4344)がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 店舗面積は約20坪で、テーブル席8席、カウンター席11席の計19席を用意する。ゴルフクラブのオーダーメードによる組み立てや、調整・交換・修理などを手掛ける「鳥居ゴルフ工房」の代表、鳥居豊さんが工房内に開いた。

 鳥居さんは「これまでさまざまな店でおいしいコーヒーを飲んできたが『これだ』と思う味には出合えなかった。日々の仕事で染みついた職人かたぎもあって『本当の意味でのおいしいとは何か』を追求するため、自分でやってみようと思い立ったことがきっかけ。自分の本業はあくまでゴルフ工房。立場は『雇われマスター』」と笑顔を見せる。

 同店店長の竹内まゆみさんは「ホテル直営のベーカリーで働いていたこともあり自分の店を出したいと思っていた。早起きが苦手でモーニングサービスができないので、ランチより少し早めのブランチを提供しようと思ったことが店名の由来」と話す。

 鳥居さんは「こだわりは自家焙煎のオーガニックコーヒー。有機JAS認定マークが付いている生豆をじか火式で焙煎した後、2週間を超えない豆だけを使っている。焙煎初日の豆で入れたコーヒーは自宅で焙煎する方でなければなかなか味わうことができない若い感じが楽しめる。自分自身は日々の味の変化を楽しんでいる」と話す。

 「コーヒーは豆の種類や焙煎度合いだけでなく、カップに入れてから冷めるまでの温度変化によってもさまざまな味や香りが楽しめる。そのため当店では一般的な店より大きなカップを使い分量を多めにしている」とも。

 竹内さんは「1日約20~30食限定の『日替わり ぶらんちメニュー』(1,300円)」がお薦め。なるべく食品添加物が入っていない材料で作る『体が喜ぶちょこっとダイニング』をコンセプトに3種類から選べる天然酵母のパン、サラダ、パスタ、スープ、日替わりメイン、小鉢、ソフトクリーム、8種類から選べるオーガニックコーヒーの全8品のメニュー。中には食べきれない女性客もいるほどのボリューム。コーヒーは入れてからの時間経過による味の違いを楽しんでいただくために料理より先にお出しするようにしている」と話す。

 鳥居さんは「ブラジルやコロンビア、マンデリンなど8種類の豆を用意している。気に入った銘柄の豆でも焙煎後の経過日数や入れてからの時間経過の違いによる味の比較を楽しむのも面白いのでは。新鮮で体にやさしいコーヒーをぜひ一度飲んでみてほしい」、竹内さんは「天然酵母のパンといえばぼそぼそした食感をイメージする方もいらっしゃるが実際に食べたお客さまからは『ふわふわ、モチモチ』という感想を頂いている」と話す。

 営業時間は10時30分ごろ~19時ごろ(日替わりブランチは15時30分ごろまで、無くなり次第終了)。毎週水曜、第1・3火曜定休。

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