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高砂市が新型コロナに配慮した「避難所の運営訓練」 新たにテントやベッド配備

テントと簡易ベッド設営訓練の様子

テントと簡易ベッド設営訓練の様子

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 高砂市が新型コロナウイルス感染症に配慮した避難所運営の訓練と研修を、11月26日に高砂市役所南庁舎(高砂市荒井町)5階会議室で行った。

備品の説明

 訓練は市内の公民館や小中学校など28カ所の避難所開設や運営に当たる職員約60人が参加。会場の広さを考慮し訓練中の密を避けるために2回に分けて行った。

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 高砂市では、新型コロナウイルスの影響を受け、今年5月に感染症に対応した避難所運営のマニュアルを作成。アルコール消毒液や体温計などの備品をそろえてきた。今回、体調不良者らが利用する間仕切り用のテントや簡易ベッドを配備したことから、マニュアルを改定し避難者の受付や設営などの研修も行った。

 参加者は養生テープを使ったゾーンニングや、新たに配備されたテントとベッドの組み立てを体験。避難者の受付訓練では、避難者が列を作ってしまった場合に備え距離を取るための足型マークの設置やフェースシールドを着用しながらの体温測定、体調不良者が出た場合の対応を想定して運営の手順を確認した。

 訓練を実施した高砂市危機管理室の田中善朗さんは「高砂市では幸いなことに今年度、避難所の開設はないが、マニュアルを作るだけではわからないこともある。新たに加えた備品もあるので運営スタッフが使用してみて使い方を学んだり、受付の流れを確認したりしておくことは重要」と話し、「受付にかかる時間や避難者との距離、不安を感じない誘導やテントの配置など訓練後に出た参加者の意見を取り入れながら万が一に備えたい」と訓練を振り返った。

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