加古川のカフェを併設する文具店「ステフォレ(加古川市加古川町、TEL 079-451-1155)」が12月で3周年を迎え、カフェスペースを改装した。
店名のステフォレは「STATIONERY FOREST(文具の森)」の略。同店の長井純一郎さんが「文具とカフェが融合した「文具カフェ」という新しいカテゴリーを作りたかった」と話すように、ガラス張りのカフェを併設した大型文具店だ。
今回改装したカフェスペースの面積約14坪で、15卓30席を用意。オープンキッチンにするとともに、各席に合う仕切りやガラスに面する席の目隠しをなくすことで、オープンカフェにより近い雰囲気になったという。
カフェメニューは、約10種類のパンケーキ(480円から)や小川珈琲の豆を使ったイタリア式エスプレッソコーヒー(350円~)を中心に取りそろえる。友人らと同店を訪れていた徳重英子さん(神戸市西区在住)は「パンケーキがおいしかった。都市部のカフェと比べて味も遜色なく安価に感じる。文具店と感じないくらいオシャレ」と笑顔を見せていた。
「文具からライフスタイルを提案したい」という文具販売では、「文具で人と差をつけたい」という客層向けのパーソナル文具を中心に幅広くセレクトする。
長井さんは「オープンから3年たって、神戸、姫路から来られるお客さまも多い」と話す。
営業時間は10時~20時。