「ふれあい国際料理講座」が12月2日、加古川市青少年女性センター(加古川市加古川町)で開催される。主催は加古川市国際交流協会(加古川市野口町、TEL 079-425-1166)。現在受講生を募集している。
同協会は加古川に住む外国人と日本人が交流できるきっかけになればと1992年から年に数回各国の料理講座を開いている。今回は同協会で英語を教えている講師ポール・コーンウォールさんが全て英語で指導する。レシピは英語と日本語両方で書かれており、各テーブルには日本人がサポートに付くため英語が苦手な人でも楽しめるという。
料理講座の後はニュージーランドの文化を紹介するほか、ポールさんによるギター演奏も予定する。開講時間は10時~13時。対象は中学生以上。定員は20人。参加費は1,000円(材料費含む)。申し込みは同協会まで(11月20日締め切り)。
同協会では11月4日に「国際交流セミナー」も開催。(国際交流協会で)。セミナーは2部構成で、1部は「青少年海外派遣帰国報告会」(9時~10時30分)、2部は「海外での日本語指導体験談」(11時~12時)。市の取り組みを知ってもらおうと今回が初めての試みで、市長と教育長も出席する。
加古川市では毎年8月に姉妹都市ブラジル・マリンガ市とニュージーランド・オークランド市へのホームステイ希望の青少年を募集し派遣。両市との交流を深めている。派遣された青少年はホームステイし、学校で授業を体験したり各地の代表的な観光地を見学したりする。今回は加古川市が寄贈した日本庭園や羊の毛刈ショーなども見学した。1部の「青少年海外派遣帰国報告会」では、今年8月に派遣された青少年が現地で経験したことや学んだことを発表する。「姉妹都市交流に関心のある人はぜひお越し下さい」と梅谷真紀さん。
2部は同協会で日本語指導ボランティアをしている中田有紀さん(2017年5月~2018年3月にタイに派遣)と小島裕子さん(2016年7月~2017年3月にインドネシアに派遣)が現地で行った日本語支援の体験談を発表する。日本語を教えるだけでなく折り紙や書道など日本文化も紹介し指導した。正月には派遣先から同協会に日本語で書いた年賀状が届いたという。
先着50人で入場無料。申し込み不要。