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加古川駅構内のパン店で地元コンテスト・グランプリ受賞パン販売へ 黒い生地が特徴

グランプリを受賞した「伊予柑 chocolat baguette」

グランプリを受賞した「伊予柑 chocolat baguette」

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 加古川駅構内にある「ニシカワパン」加古川駅店(加古川市加古川町、TEL 079-456-1236)で現在、「第13回パングランプリ兵庫パンコンテスト」の多加水ハード系パン部門でグランプリを受賞した「伊予柑chocolat baguette(いよかん ショコラ バケット)」を販売している。

ニシカワパン加古川駅店外観

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 兵庫県パン協同組合が毎年行っている同コンテスト。昨年11月に開催した第13回では「多加水のハード系パン」「創作カレーパン」「兵庫県産食材を使ったパン」の3部門に計36点がエントリーした。グランプリに輝いた「伊予柑chocolat baguette」(324円)はニシカワパン加古川駅店スタッフで入社4年目の有馬秀誠さんが開発した。

 同店係長の大前巌さんは「私が研修先で購入したチョコレートを生地に練り込んだフランスパンをスタッフで試食した。有馬さんは試食した際、とても衝撃を受けた様子で、コンテストに応募するパンを考案するきっかけになった」と話す。

 「伊予柑chocolat baguette」はブラックココアを加えた黒いパン生地にチョコチップといよかんの皮を練り込んだ物で、外はカリッと中はチョコがしみ込んだしっとりとした食感が特徴。1日約40個を売り上げているという。

 加古川市在住の女性客の一人は「ひと口食べたらいよかんのほろ苦い香りがして、程よいチョコの甘さがおいしく、いくつでも食べられる」と笑顔を見せていた。

 大前さんは「そのまま食べてもおいしいが、プレヒートしたトースターで温めて食べるとさらにおいしく食べることができる。パン自体に味が付いているので、フレンチトーストにするのもお薦め」と話す。「試行を重ねて作り上げたパンを食べてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は、月曜~土曜=7時~21時、日曜・祝日=7時~20時。

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