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加古川の障がい者支援センターが「ふれあい地域交流会」

参加を呼びかけるスタッフ

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 加古川の障がい者支援センター「てらだ」(加古川市平岡町、TEL 079-424-3211)で9月20日、「第3回ふれあい地域交流会」が開催される。市内数カ所の福祉施設と「てらだ」が実行委員会を設置し、地域の人たちに楽しみながら施設利用者と交流を深めてもらうことを目指す。

昨年の「ふれあい地域交流会」の様子

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 2007(平成19)年10月に開設された同センターは、利用者の日常生活の充実や自立した生活の実現に向けてサポートする。入所して利用する施設や通所してパンの製造、クリーニング作業などのさまざまな作業の技術を習得する工房があり、利用者が就労に向けて必要な作業技術や対人技術、体力などを身に付けられるよう支援している。

 同センターの駐車場で行われる交流会は、ステージイベントと模擬店があり、ステージでは同施設の利用者が日々練習しているコーラスを披露するほか、事業所「ビオトープ大国」のメンバーは歌とダンス、「東加古川病院デイケア」の利用者は楽器演奏、高齢者大学「いなみ野学園カクテル一座」は演芸、こども園「子供のお里」はマーチングバンドを披露する。吉本興業からタレント「学天即」を招き漫才ライブを予定する。

 実行委員の安東秀格さんは「コーラスや楽器演奏、踊りなどを普段それぞれの場で練習しているが、発表の場がない。こんな機会に練習の成果を地域の方々に見ていただければうれしい。利用者は交流会の看板を作ったり、販売に携わったり、一緒に参加して楽しんだりする予定。交流会で普段は関わることの少ない地域の福祉に触れてもらい、一緒に楽しんでもらえれば」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~14時。雨天決行、荒天中止。

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