加古川で新たなご当地グルメを開発するため8月25日、同市主催のワークショップを開かれる。現在、参加を呼び掛けている。
主催するのは同市観光振興課。同市では昨年から観光まちづくり戦略の一環で、観光実態調査を実施。公開された「じゃらんリサーチセンター」の調査によると、「(加古川に)来訪しているにもかかわらず、29%の人が食事をしていない」という結果に。ご当地グルメに関しては「加古川和牛」が認知度(7位)や経験度(9位)で低かったものの、興味度(2位)や満足度(1位)という結果となった。
同市では調査結果を受けて、新たなご当地グルメとして「牛肉」をピックアップ。牛肉をメイン素材としたご当地グルメの開発に向けて、ワークショップを開催する。
担当する辰巳公哉さんは「素材は牛肉と絞ったが和食、洋食、中華など発想は自由。今回のワークショップでは、自分たちで作ったご当地グルメとして、今後も育ててもらえれば」と話す。「参加は、市内の飲食店や、食品会社だけではなく、観光まちづくりに関心のある人や、一般消費者としてもアイデアを言ってもらいたい」と呼び掛ける。
今年8月以降、来年1月まで毎月1回、ワークショップを開催。11月は試食会、2月にお披露目を予定している。「調査でも食事をせずに帰る人が多い。興味を引く開発ができれば」と辰巳さんは意気込む。
申し込みは8月12日まで。申し込みは同市観光振興課(加古川市加古川町、FAX 079-424-2180)まで。申込書は同市ホームページでダウンロード可能。