プレスリリース

淡路人形座「うらしまたろう」上演決定!

リリース発行企業:株式会社うずのくに南あわじ

情報提供:


夏休み親子劇場うらしまたろうチラシ表

夏休み親子劇場うらしまたろうチラシ裏

「楽しみながら伝統文化にふれてほしい」オリジナル特別公演「うらしまたろう」

当座では、2023年より夏休み親子劇場を開催しております。第1弾はオリジナル脚本の「ももたろう」を上演し、家族連れのお客様を中心とした幅広い層に大変好評を頂きました(期間トータルで来館者数:約1800人(当社調べ))。そしてこの度、夏休み親子劇場第2弾として新作「うらしまたろう」を上演いたします。 「観るだけでなく、親子で楽しめる」参加型のお芝居となっている他、地元保育所と協力した舞台作りなど新しい取り組みにもチャレンジしております。「楽しみながら伝統文化にふれてほしい」夏休み親子劇場うらしまたろうを通して、日本の伝統文化や古き良き和の心を身近に感じていただきたいと考えています。
「恩返し」と「個性を認め合う大切さ」を伝えたい!
この舞台では、「恩返し」と「個性を認め合う大切さ」を伝えることができればと考えています。
<恩返しについて>
私たちは毎日、身近にいる家族や、友人、地域に住むたくさんの方々など、たくさんの人に支えられながら生きています。うらしまたろうのお話には「弱いものを助ける優しい心」、「家族愛」など、共感してもらいやすい教訓がちりばめられています。このお芝居を通じて、“あなた”の大切な人や支えてくれている人に、感謝の気持ちを伝える等、日常の中で忘れていた「感謝」の気持ちを想い起こすきっかけになればと考えています。

<個性を認め合う大切さについて>
本作には五色の甲羅をまとった亀が登場します。お話上とても大切な役割を果たすのですが、亀の甲羅が「五色」であるということに、座員の想いを込めています。五つ様々な色が折り重なって、亀は美しい姿になります。人間も一人一人”個性“があり、それを認め合い、共存していくことで、多様な個性や能力を発揮できる社会の発展に繋がるのではと感じます。
子ども達に舞台芸術を ~劇場参加型~
演劇は、子どもの表現力やコミュニケーション能力を高める教育法だと言われています。演劇は五感で感じ取ることができることから、幅広い年齢層に伝わりやすく、淡路人形の特色「ケレン味」(派手な演出)を生かし、視覚的にもわかりやすく大人も子どもも楽しめる作品となっております。
また、新作「うらしまたろう」を鑑賞するだけでなく、舞踊の型の一つである日本文化「足拍子」も取り入れ、親子一緒に楽しみながら芸術表現に触れ、心が動く体験をして頂きたいと考えております。
「童話離れ」が進む中、オリジナル脚本で想像力や価値観を豊かに
近年では、日本のむかしばなしなどの童話が、多様な事情から教育の現場で紹介されることが少なくな
り、子供たちの童話離れが進んでいると言われています。そこで淡路人形座が童話を参考にしつつ、時代に沿ったオリジナルの脚本を制作。それを上演することで、子供たちの想像力や価値観を育み、楽しく伝統文化に触れられるのではと考えています。
親子で考えるSDGs ~海の豊かさを守ろう~
「うらしまたろう」を通して、「自然環境を守る大切さ」についても知って頂きたいと考えています。芝
居中には子どもたちに淡路島で獲れる魚になってもらうことで、美しい珊瑚や絶滅に瀕した魚たちの現
状に目を向けて頂く。ゴミのない海を維持する大切さや、海に囲まれた自然豊かな淡路島をこれからも継続していくためにはどうすればよいのか?など“海の資源を守り、大切に使おう”というSDGsの目標を
考えるきっかけになればと感じています。
淡路人形座×地元こども園の園児たちで作り上げる新こども劇場
「地域文化である人形浄瑠璃をもっと身近に感じてほしい!」そのきっかけになればと南あわじ市福良にある保育所「福良こども園」にご協力いただき、舞台の一部分を共に作り上げます!園児の柔軟で自由な発想を取り入れることで、淡路人形座を身近に感じていただける新しいイメージ作りをしていければと考えております。

国指定重要無形民俗文化財指定の淡路人形浄瑠璃を継承し、60周年を迎えた淡路人形座


戎舞の様子

上演中の文太と三味線

1964年に発足した淡路人形座は、260年以上の歴史を誇る吉田傳次郎座の道具類を引き継ぎ、世代を越えて受け継がれてきた人形浄瑠璃を上演しています。1976年には国指定重要無形民俗文化財に指定されました。 常設館での公演は、人形の早変わりや大道具返しなど、ここでしか観ることのできない外連味あふれる演目を中心に上演しています。また国内外への出張公演、学校等への出張講座、後継者団体への指導、全国の伝統芸能人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展活動を積極的に行い、2024年で60周年という節目を迎えることができました。

最後に
淡路人形座では人形浄瑠璃の普及・発展だけでなく、これからもお客様に楽しんでいただける演目や
イベントを開催していきたいと考えています。そしてその活動が、伝統文化と地域社会の永続的な発展に繋がればと座員一同考えております。ぜひ、貴番組・貴紙にて当公演を取材の程、宜しくお願い致します。

イベント概要とお問い合わせ先
【公演名】
 うらしまたろう
【期間】
 2025年7月24日(木)~8月31日(日) ※以下の休館日を除く
 <7月、8月の休館日>
 【7月】30日(水)
 【8月】6日(水)、7日(木)、19日(火)、20日(水)、21日(木)、27日(水)、28日(木)
【上演時間】 
 11:10/13:30
 <参 考> 10:00/15:00 バックステージツアー・戎舞の演目を上演いたします。
【開催場所】
 淡路人形座 〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1地先 淡路人形浄瑠璃館内
【鑑賞料金】
 大人 1,800円 中高生 1,300円 小学生 1,000円 幼児 無料
 ※淡路島島民に限り、小学生無料
【お問い合わせ先】
 株式会社うずのくに南あわじ 淡路人形座   広報担当: 沼田
 〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1地先 淡路人形浄瑠璃館内
 TEL / 0799-52-0260 FAX / 0799-52-3072
 営業時間/9:00~17:00 定休日/毎週水曜、臨時休館有り
 公式WEBサイト/https://awajiningyoza.com

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース