リリース発行企業:UCC上島珈琲株式会社
UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/芝谷博司、以下UCC)の展開するカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」は、ドリップポッド10周年のスローガンである「おいしいをもっと、あたらしく」をテーマに、日頃から「ドリップポッド」をご愛飲いただいているお客さまへの感謝の気持ちと、この先の10年も、さらに先のミライでも、多くのお客さまに「ドリップポッド」のおいしいコーヒーをお届けしたいという気持ちを込めて、定番カプセルのコーヒーラインアップをリニューアルします。
10周年企画第4弾となる今回は、9月17日(水)より定番ラインアップのコーヒーカプセル7種類を「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たした製品に変更いたします。さらに、11月5日(水)に既存のカフェインレスコーヒーカプセルをリニューアル、並びに、新製品となるカフェインレスコーヒーカプセルを、いずれも「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たした原料を採用し、定番ラインアップに追加します。これにより、定番ラインアップのコーヒーカプセル13種全種が「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たした製品となります。UCCとして初めて、ドリップポッドが家庭用・業務用を含めた定番ラインアップのすべてのコーヒーにおいて、「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たしたコーヒー豆を50%以上使用し、サステナブルなコーヒー調達ロゴが付与されたブランドとなります。
また、このリニューアルに伴う値上げは予定しておりません。今まで通りにドリップポッドのコーヒーを楽しんでいただくことが、自然と「コーヒーを当たり前に楽しめるミライ」へと繋がるアクションへの参加に繋がります。
■カフェインの量だけでなく“味わい“から選ぶ新提案
ドリップポッドのカフェインレスコーヒーが、新カプセル発売&既存製品をリニューアルで2種類に
ドリップポッドは、「世界中を旅するように味わえる」カプセルラインアップを展開しています。なかでも、様々な産地をめぐるコーヒーの幅広さを感じられる「産地シリーズ」、世界最大の産地であるブラジルに特化し、焙煎やブレンドで味わいを変え、コーヒーの奥深さを感じられる「鑑定士シリーズ」を展開しています。今まで、カフェインレスコーヒーはそのいずれのシリーズにも属さず、カフェインレスという特徴を前に打ち出していましたが、今回のリニューアルをきっかけに「カフェインレス ブラジル&コロンビア」として、「産地シリーズ」のカプセルのラインアップに加わることとなりました。また、同時に新製品「カフェインレス モカ&ブラジル」を発売し、カフェインレスのラインアップを1種類から2種類に拡充いたします。カフェインの含有量だけではなく、”味わい”で選んでいただけることを意識しました。
- 味づくりへのこだわり
一般的な「カフェインレスコーヒー」は、苦味成分の一部であるカフェインが除去されたり、カフェイン除去の過程で香りの成分や酸味が失われたりすることにより、通常のコーヒー豆と比較してマイルドな印象を受けたりコーヒーらしさが足りないと感じられることがあると言われています。今回のドリップポッドのカフェインレスは、カフェイン除去後のコーヒーの味わい特性を活かした味覚づくりを意識し、ピーチのような甘みと優しい酸味のあるフルーティーな味わい(カフェインレス モカ&ブラジル)と、アーモンドのような香ばしさとコクのあるバランスの取れた味わい(カフェインレス ブラジル&コロンビア)というタイプの異なる2つの味わいを設計しました。
創業以来90年以上にわたりコーヒーにまっすぐ向き合ってきたUCCが持つブレンドや焙煎技術、そしておいしいコーヒーへの情熱を感じていただける製品です。ドリップポッド10周年のスローガンである「おいしいをもっと、あたらしく」のもと、今回の製品を通じてあらたな「おいしさ」を実現しました。日々を豊かに彩る一杯をお楽しみください。
■UCCのブランドで初、全品「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たした原料に変更
UCCグループは、2022年4月に「UCCサステナビリティ指針」を発表し、2030年までに自社ブランド製品を100%サステナブルなコーヒー調達にすることを目標に掲げ、今年からは「コーヒーのある、あたりまえをこれからも。」というメッセージとともに「サステナブルなコーヒー調達」を推進しています。
今回のドリップポッドのカプセルリニューアルでは、グループ目標である2030年に先駆け、一般家庭向けのコーヒーカプセル全品を「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たす原料への切り替えを実現しました※1。これによりドリップポッドは、UCCグループで初めて、家庭用・業務用を含む定番ラインアップ全品で「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たしたブランドとなります。これからも従来のおいしさはそのままに、より良い地球環境、より良い生産者の生活に繋げ、サステナブルコーヒーの力で持続可能なビジネスの構築と地球社会への貢献を目指していきます。
※1:サステナブルなコーヒー調達ロゴが誕生した2022年からドリップポッド製品は一部製品で対応済みでしたが、今回の定番カプセルリニューアルにより、全コーヒー製品がサステナブルなコーヒー調達ロゴ対象製品となります。
- リニューアルの背景
「コーヒーの2050年問題」といわれるように、2050年には気候変動などによってコーヒーに適した土地のおよそ半分がコーヒー豆の生産に適さない場所になってしまうと予測されています。今後、コーヒー生産量の減少が懸念される中、コーヒーのある未来を守るために、UCCグループが行っている様々な取り組みの1つが「サステナブルなコーヒー調達」です。「サステナブルなコーヒー調達」原料とは地球・人・製品の3つのサステナブル要素に配慮し、協働パートナーの監査のもとに調達されたコーヒー豆のことです。これらの基準を満たした原料を使用し製品としてお客さまにお届けすることで、「コーヒーの2050年問題」にアプローチをしています。
UCCグループは、コーヒーの生産、加工、取引における環境や社会の持続可能性の推進を目的とした世界的組織、GCP(Global Coffee Platform)に賛同。GCPに認められた調達システムを持つ多くの協働パートナーと連携し、サステナブルなコーヒー調達の基準を満たすコーヒーを調達しています。パートナー数が現在7団体、認証団体数が3団体と2022年の立ち上げ当初より増加しており、今後も様々な製品を通じてサステナブルなコーヒー調達基準を満たしたものをお届けしてまいります。
<サステナブルなコーヒー調達ロゴとは?>
このロゴは、UCCグループが考える「サステナブルなコーヒー調達」の基準をもとに調達されたコーヒーであること、つまり、より良い地球環境、より良い生産者の生活に繋がるコーヒーであることをお知らせするコミュニケーションロゴです。サステナブルに調達されたコーヒー豆を50%以上使用する製品に表示しています。
<定番カプセル2製品の味覚をブラッシュアップ>
また、サステナブルなコーヒー調達原料への変更に伴い、ドリップポッドでも人気商品の「モカ&キリマンジァロ」と「鑑定士の誇り 炭焼珈琲」の2品は味覚をブラッシュアップして登場します。「モカ&キリマンジァロ」はキリマンジァロのブレンド割合を増やし、従来のフルーティーさは感じられながらも、より爽やかな味わいになるよう磨きをかけました。炭火で焙煎したスモーキーな風味が特徴の「炭焼珈琲」は、特徴的な製法はそのままに、コ-ヒー鑑定士の監修のもとブラジル産の豆をブレンドのメインに採用し、「鑑定士シリーズ」へ再編。より甘さが感じられるリッチな味わいになりました。世界中のコーヒー産地がそれぞれでもつ多彩な風味をお楽しみいただけるラインアップです。
・ドリップポッドのカプセルリニューアルページ:https://drip-pod.jp/Lp/capsule.aspx
<UCCドリップポッドとは>
コーヒーひとすじ、約1世紀のUCCが“最高の一杯”をお届けするために、プロのハンドドリップの抽出メカニズムを再現したUCCグループ独自のカプセル式ドリップコーヒーシステム。専用カプセルは、“世界中を旅するように味わえる”ことをコンセプトに、世界中から厳選したコーヒー豆とお茶を含む定番15種類※2と、期間限定のスペシャルティカプセルを展開。マシンはスタンダードモデルとなる『ドリップポッド DP3』を2020年1月、フラグシップモデルとなる『DRIP POD YOUBI(ドリップポッド ヨウビ)』を2023年9月に発売。
※2…2025年9月3日現在。11月5日には、「カフェインレス モカ&ブラジル」の発売を受け、定番カプセルは全16種類となります。
・DRIP POD YOUBIに関するプレスリリース:
https://www.ucc.co.jp/company/news/2023/rel230914b.html
・UCCドリップポッド 公式ブランドサイト:https://www.ucc.co.jp/drip-pod/
・UCCドリップポッド 公式オンラインストア:https://drip-pod.jp/
<参考URL>
UCCのカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」業務用専用カプセル全3品をUCCの「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たした製品に11月下旬よりリニューアル | UCC上島珈琲
<ドリップポッドのコーヒーカプセル定番ラインアップ>