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加古川で白衣の式典、121人の看護学生が夢実現へ決意

キャンドルを持ち、ステージで並ぶ看護学生

キャンドルを持ち、ステージで並ぶ看護学生

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 加古川で唯一の看護学科を設置する兵庫大学(加古川市平岡町)で2月6日、ナーシングセレモニーが開かれた。

ナイチンゲール像からキャンドルへ灯を移す看護学生

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 ナーシングセレモニーは、春から始まる病院実習を前に、看護師としての意識を高めることを目的に開催される。今年は看護学科2年生121人が白衣に身を包んで臨んだ。

 キャンドルサービスでは学生が順番に名前を呼ばれ、ナイチンゲール像からキャンドルへ灯を移し、緊張の面持ちでステージへ上がる。キャンドルが学生の顔を照らす中、全員でナイチンゲール誓詞を斉唱した。

 同大学の学長、三浦隆則さんは「4年間ある看護学科の折り返し地点、2年間で学んだ知識をぶつけるとともに看護に何が必要かを実習の中で感じ取ってほしい」と式辞を述べ、学生の飛躍に期待を寄せる。

 学生代表の僧根志穂美さんは「看護師になりたいという夢を現実するためのスタートラインに立ち、身の引き締まる思い。私たち9期生は新たな決意とともに看護の道を歩み始める」と、保護者や関係者の前で決意を誓った。

 閉会後、ナーシングセレモニーに参加していた川柚希さんは「とにかく緊張したが無事に終えてほっとした。看護師であるお母さんに憧れて看護学科に入学したが、春からの研修にむけて気持ちを新たにできた。いつかお母さんを追い越したい」と、これからの抱負を語った。

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