高砂・米田町の地域コミュニティースペース「米田仲よし広場」（高砂市米田町、TEL 079-432-0013）で6月30日まで、「ちりめん細工とつるしびな展」が開催された。

「ちりめん細工とつるしびな展」の様子

　兵庫県が実施する県民交流広場事業の一環として2009年、農協の倉庫を利用してオープンした同施設。補助が終了した現在も自治会や町内の各種団体などが自主運営し、4年目を迎える。

　同展では、地元に住む足立陽子さんが制作した作品約30　点を展示。色とりどりのちりめんを使って作られた人形や花などが並び、訪れた人たちを楽しませた。

　同施設では、その他にも運営スタッフらがアイデアを出し合い、さまざまな取り組みを企画。秋の恒例イベント「米田なかよしフェスティバル」では、地域住民によるステージ発表会や作品展、模擬店が出店し、約1000人の地域住民でにぎわうという。

　同施設事務局長の船田昭信さんは「出会うきっかけがないと交流は始まらないので、気軽に仲よし広場に来て住民同士のつながりを広げてほしい。地域コミュニティーの希薄化が社会問題になる中、この場で新しい交流が生まれることを期待している」と意気込む。

　開館時間は9時～16時。土曜・日曜・祝日定休。