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高砂で万灯祭播磨灘ヨットレース 高砂知ってもらうきっかけに

レースのスタート前

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 播磨灘高砂沖で9月10日、「万灯祭播磨灘ヨットレース」が行われた。主催は、JSAF加盟団体外洋内海、姫路ヨット協会、NPO法人高砂海文化21C。

ターンしていくヨット。

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同イベントは「万灯祭播磨灘ヨットレース運営委員会」によって2009年に始まり今回で7回目。地元の祭「たかさご万灯祭」の記念行事として、毎年万灯祭の前週に開催される。

 播磨灘高砂沖の海域で行われた同レースでは、1辺2海里のブイ回りを回るソーセージコースに18艇がエントリー。訓練クルーとして松陽高校の生徒13人も参加した。開始直前に風向きが変わり運営も難しい判断を迫られたが、ブイを移動させてコースを変更することでレースを決行した。

 2クラスに分けて行われた同レースでは、Aクラスが1位=のたりQ、2位=エアサプライ、3位=孫悟空。Bクラスは1位=バンヴェール、2位=マーチ、3位=ともがそれぞれ表彰台を飾った。

 同イベントの審判を行った山岡閃さんは「ヨットは天候次第で難易度が全く異なるものになる。瀬戸内海は波も穏やかで操船も行いやすい」と話す。山岡さんは、20年以上の審判経験を持ち、現在も国内外で年間約25レースの審判を行っているという。

 レース委員の河合清司さんは「港の活用をきっかけに高砂を知ってもらい、海からも来てもらえたらうれしい。より多くの人に楽しんでもらえるように次からもがんばっていきたい」と意気込む。

 9月16日・17日に行われる「たかさご万灯祭」では、ヨットをイルミネーションで飾り、祭りに彩りを添えるという。17日には、万灯祭会場でレースの表彰式も行われる。

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