高砂市文化保健センター(高砂市高砂町、TEL 079-443-3718)で11月26日、「第48回高砂市邦楽演奏会」が行われる。主催は高砂市邦楽協会。
同協会は、箏(そう)や尺八など各地でコンサートや音楽教室を行いながら、邦楽の伝承と普及、自身の技術研鑽を目的に活動している。
当日では、邦楽協会の活動の成果を発表する場の一つとして、箏や尺八、三味線などで11曲が演奏される。今回は高砂市邦楽協会の創立50周年記念ということで、特別ゲストの都山流の尺八演奏家である橋本岳人山さんの演奏も予定されている。
高砂市邦楽協会会長の横出春音さんは「邦楽は、日本人のDNAに近く、難しい曲でなくても、心に訴える曲が多いのが魅力」と話す「ピアノを教える先生はたくさんいるが、箏を教える人は少ないので、邦楽の魅力を伝えるために力をいれていきたい」とも。
自身も演奏する横出さんは「年末が近づいてきて忙しくなってきた中で、箏や尺八の音色を聴いて心優しいゆっくりした時間を感じてほしい。ぜひ多くの方に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開場時間は12時30分、開演時間は13時時。入場料は無料。