JR加古川線・加古川駅~西脇市駅間で3月26日から、ICカード「ICOCA」の運用が始まる。
JR西日本によると、JR加古川線の利用客は1日約6000人。現在は無人駅も多く、無人駅で切符を購入して乗車した際は、下車時に切符を運転士に見せる必要があった。
ICカード化に伴い、各駅には入場用と出場用と専用改札機を設置。利用客はICカードをタッチするだけでスムーズに入出場できるようになる。
JR西日本の為広誠さんは「ICカードを使えば、小銭を持ち歩く必要もなくコンビニや自販機で買い物もできる。若い方から年配まで、ICOCAの便利さを感じてほしい」と話す。
「ICOCA」の申し込みは3月26日から受け付ける。加古川駅コンコースでは当日10時30分から、記念式典を開き、加古川駅長や来賓のあいさつ、テープカットなどを行う。
為広さんは「これから春の行楽シーズン、ぜひICOCAを利用して、見どころがたくさんあるJR加古川線沿線にお出掛けいただければ」と呼び掛ける。