高砂の洋菓子店「菓子工房 羊の家」(高砂市北浜町、TEL 079-287-6365)で5月7日、新設された飲食スペースでかき氷の提供が始まった。
永友健吾さんと正美さんの夫婦で経営する同店。店内には、洋菓子が並ぶショーケースの売り場と地元作家の雑貨販売スペースが併設される。
新メニューのかき氷は、いちご、マンゴー、抹茶の3種で、氷と蜜の上に生クリームとミニケーキがトッピングされているのが特徴だという。
正美さんは「ケーキ屋ならではのかき氷を考えた時に、かき氷と生クリームがよく合うことに気づいた。食べてもらった人には、かき氷もケーキもボリュームあって喜んでもらっている」と話す。
メニューは「ひつじさんのいちご(いちごミルクケーキのせ)」(700円)、「ひつじさんのマンゴー(パッションのせ)」(800円)、「ひつじさんの抹茶(利休のせ)」(900円)。今後、種類を増やしていく予定。
新メニューの提供に合わせて店舗前に設置された飲食スペースには、木製のテーブルや椅子が並び、定員は10人。「夏に向けてかき氷を始めたいと思った時に、食べてもらう場所が必要だと考えた」と正美さん。木目を白と青にペイントした温かみのある空間は、地元の女性木工作家グループ「Meet×Meet(ミートミート)」が手作りした。
正美さんは「かき氷はスイーツ感覚で食べてもらえる。ソースも含めてすべて手作りなので、ぜひ一度食べに来てもらいたい」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~19時。水曜定休。