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高砂・曽根で「子ども食堂」 料理作る楽しさを学びながら世代間交流

野菜を切る子どもたち

野菜を切る子どもたち

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 高砂市曽根町で子どもたちと地域の人が交流しながら料理を作り食事をする、子ども食堂「きっず・きっちん曽根」が1月27日、プレオープンした。

自分で作った料理をたべる子どもたち

 高砂市内では、本年度「きっず・きっちんネットワーク」が市内10校区で移動式の子ども食堂に取り組んでおり、活動に賛同した曽根町に住む会社員杉本龍さんが発起人となり、今年4月から月に1回、高砂市曽根町の県民交流広場「そね.com」を拠点に定期開催を目指す。

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 同食堂は、貧困や子どもが家で1人で食事を取る「孤食」が社会問題となる中、地域とのつながりが薄くなりつつある子どもたちを地域の中で育み、さまざまな世代と日常的に交流できる場とする目的がある。

 子ども食堂では一般的に子どもたちに食事を提供するが、同食堂は料理を作るところから行うのが特徴。子どもの自立のため「1人で料理を作れるようになってもらいたいとの思いもある」と、きっず・きっちんネットワークの渡辺典彦さんは話す。

今回は、地元の人たちに活動の理解を深めてもらおうとプレオープンとして開き、約30人の小学生と保護者やスタッフ、地域住民ら大人約20人が参加した。

 料理の献立は、ちゃんこ鍋、オムレツ、ぜんざいの3種類で、子どもたちは慣れない手つきで包丁を持ち、みじん切りなどボランティアスタッフや栄養士の指導を受けながら調理を学んだ。

 渡辺さんは「今回はプレオープンで調理器具の設置場所や食べるスペースの確保など課題も見つかり4月に向けてよりよい準備ができる」と感想を話し、「地元の企業や農家から食材を提供してもらい子どもたちには無料で料理を提供している。地域のおじちゃん、おばちゃんとわいわいと話しながら料理を作る楽しさを学んでもらいたい」と同食堂への抱負を話す。

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