高砂市文化会館中ホール(ぼっくりんホール)で9月9日、「第4回コンセール・ブリア2018秋コンサート」が開催される。主催は高砂演奏連盟。
同コンサートは毎年、春と秋に開催され市民に音楽の楽しさと上質な曲を子どもにも聴いてほしいとの思いが込めて開催し、今回で4回目。タイトルの「コンセール・ブリア」はフランス語で「輝く演奏会」を意味し、ソロ演奏、アンサンブル演奏、歌などそれぞれで違う輝きを目指している。
尺八独奏では虚無僧風の衣装でアメイジンググレイスを演奏するなど舞台演出にもこだわり、フルート、サクソフォン、ピアノでのアンサンブルでは、普段は力強い音で演奏することが多いサクソフォンで優しい音色を奏でる。ほかにも運動会の定番曲を中心に演奏、出演者と来場者が一緒になって合唱するなどの企画も用意する。
高砂演奏連盟会長の岩見一美さんは「プログラムや演奏の工夫はみんなでアイデアを出し合う。これはできない、これは無理という言葉は禁句。まずは失敗してもいいからやってみる」と笑顔で話す。衣装もなるべく同じ色にならないようにするなどこだわりをみせる。
岩見さんは「ショパンのエチュードをピアノ独奏する。今まで以上にショパンと向き合ってこの曲にぶつかっていきたい」と意気込む。「音楽は自由に楽しく演奏することが大切。来場者の方々と一緒に同コンサートを楽しむことができれば」と話す。
13時30分開場、14時開演。入場無料。