加古川総合文化センター(加古川市平岡町)で9月11日、子どもらによる「東加古川オレンジ・ジャック」の第1回ワークショップが行われた。主催は「とどけ!加古川ネット」。
「東加古川オレンジ・ジャック」は10月30日のハロウィーンに合わせ、東加古川駅近くの「新在家第二公園」(通称=三角公園)をオレンジ色に飾る趣向で開催。東加古川駅かいわいの活性化を目指す「東加古川プロジェクト」が企画している。
同企画の一つで、子どもたちが廃材を使い公園内をオレンジ色に彩るための準備が始まった。「とどけ!加古川ネット」のメンバー、森本雅子さん、井上恭子さん、佐々木祐介さん、杉岡あさみさんの4人を中心に7月から準備を進めたという。
子どもたちによるワークショップは全4回。第1回の当日は17人が会場に集まり、園内の写真を手掛かりにオレンジ色のイメージを膨らませた。衣類やペットボトルのふた、木材などの廃材を前に、それぞれ企画を考えた。
小学2年生の子どもと参加した前田貴世さんは「私たちも東加古川に住んでおり、子どもが工作好きなので参加した。単に作るだけではなく、子どもたちが自分たちで企画から考えるのは初めて」と笑顔を見せる。
事務局長の井上さんは「子どもたちが自分たちで考えて決める、というワークショップを通じて成長につながれば」と期待を込める。
参加者は小学1年生から中学3年生までの子ども。今後、3回のワークショップを行い、ハロウィーン当日(10月30日)に向けて準備を進めていく。開催日は、第2回=9月24日10時~、第3回=10月16日10時~。会場は加古川総合文化センター。最終の第4回は10月29日16時~。会場は新在家第二公園」。参加費は1,000円。問い合わせは「とどけ!加古川ネット」(TEL 090-3671-0624)まで。