加古川発祥の洋菓子製造販売会社「モンブラン」(本社=神戸市西区)の洋菓子「神戸 山茶花(さざんか)リーフパイ」が11月、「神戸セレクション.10」に認定された。
同セレクションは、神戸らしいおしゃれな商品を公募・選定し、インターネットモールやデパートで展示・販売を行い、新たな「神戸ブランド」を生み出す取り組み。2007年に初開催されてから今回で10回目を迎えた。
リーフパイはNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」をイメージした洋菓子で、最終審査に出展した工芸部門約50社、食品部門約40社の中から認定された。
同社西エリアセールスマネジャー瀬沢卓也さんは「リーフパイは以前にも販売していたが、より地元兵庫県にこだわった商品を作りたいと考えていた」と話す。「淡路島の海水をじっくりと40時間ほど、まきを用いて鉄釜で炊き上げた『自凝雫塩(おのころのしずくしお)』を使い、神戸のシンボルツリー山茶花(さざんか)の木の葉をかたどった『神戸 山茶花(さざんか)リーフパイ』を開発した」とも。
瀬沢さんは「1963(昭和38)年に加古川で創業し、来年で55周年を迎える。今回の神戸セレクション認定やNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のイメージスイーツとして承認されたことを機に、今後さらに全国の皆さんに当社や当社の商品を知ってもらえればうれしい」と笑顔で話す。
価格は、1枚=184円、5枚=1,080円、10枚=2,106円。