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加古川の寺院境内でフリーマーケット 「花見ついでに気軽に楽しんで」

チラシでPRする住職の釋康祐さん

チラシでPRする住職の釋康祐さん

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 加古川の長楽寺(加古川市志方町)境内で4月9日、「長楽寺桜色フリーマーケット」が開催される。

桜が咲く中で開催された昨年の様子

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 昨年に次ぎ2回目となる同イベント。当日は、リサイクル品や地元の窯で焼いた陶器、淡路島産の新玉ネギや地元産野菜、焼きそば、パン、クレープ、ワッフル、石窯ピザなどの販売ブース35店が出店する。

 このほか、家族連れなどで楽しめるよう、子ども向けのアクセサリー作りワークショップ、即興の似顔絵制作ブースなども展開する。

同寺院住職の釋康祐(しゃくやすすけ)さんは「タイミングが合えば、境内にある約80本の桜が開花の見頃となる。花見ついでに手ぶらで来て、気軽に楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 長楽寺は713年、慈心上人(じしんしょうにん)開基と伝えられる古刹(こさつ)。平清盛ゆかりの像と伝わる本尊の「木造地蔵菩薩半跏像」は国の重要文化財。2011年9月4日の台風12号で本堂などを失ったが、残った建物で寺務を行いながら伽藍(がらん)復興に取り組んでいる。

  「長楽寺は参られる方の支えで成り立っている。地域の人が訪れやすいよう、開かれた場所にしたい。参拝の際には復興の様子も見てほしい」と釋さん。

 開催時間は10時~15時。

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