加古川市在住の高校生、内藤里奈さんが3月末、アイドルオーディション「ヤンチャン学園KANSAIオーディション」に合格した。
同オーディションは、青年向け漫画雑誌「ヤングチャンピオン」が、ステージ、音楽シーンで活躍する本格的なライブアイドルを発掘することを目的に開いたもの。漫画雑誌の読者投票や審査員投票など選考7部門の総合得点を競い合い、内藤さんが見事合格した。
幼少期から「人前に出ることがとにかく好きだった」という内藤さん。大阪の芸能事務所に所属し、デビューを目指して昨年8月からさまざまなオーディションを受けていた。「当初はモデルとしてのデビューを目指していたが、挫折しても支えてくれるファンの温かみに触れ、ファンとより近い目線で活動できるアイドルを志すようになった」と話す。
今回の合格を受け、アイドルとして念願のデビューを飾ることになった。4月23日の初舞台に向けて現在、加古川の自宅と大阪のレッスンスタジオと行き来しながら練習を続けている。
今後について、「関西のアイドル文化を盛り上げられるような存在になりたい」と笑顔を見せる内藤さん。「加古川は応援してくれる家族や友達がいる大切な場所なので、地元の人たちからも応援してもらえるように、メンバーたちと一生懸命活動していきたい」と意気込む。