加古川市「ひおか地区」を拠点に活動する市民団体「まちこんひおか」が11月1日、ひおか地区の情報を発信する動画配信サイト「HIOKA TV」を開設し、コンテンツ制作に取り組んでいる。
同サイトは、加古川市協働のまちづくり推進事業の一つとして、同団体が今夏から企画し準備を進めてきた。9月には地域の住民を集め、動画の撮り方講座を開催してコンテンツ制作を学べる機会をつくった。同講座に参加した中学生から80歳代の男性も含む6人が新しいメンバーに加わり、番組制作に取り組むという。
現在の内容は、同団体が「ひおか地区」の名所を選定した「ぶらりええとこ・ひおかの郷30選」や、同地区に咲く季節の草花の紹介など。
代表の山尾昌弘さんは「ひおか地区の魅力を動画で分かりやすく発信できるサイトができた。今の時代、どこででも撮影できるスマートフォンを持って出掛けている人も多い。住民が気軽に発信できる映像交流サイトを目指したい」と話す。
「運営が軌道に乗ってきたら、地元のケーブルテレビなどでも放送してもらえる番組も作りたい」と意気込む山尾さん。「今は主に番組についての企画会議に取り組んでいる。新たに追加される番組を楽しみにしてほしい」と話す。更新情報などは公式ツイッターなどで伝える。問い合わせは山尾さん(TEL 090-4304-6215)まで。