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高砂産業製の地下足袋完成 靴底に「たかさご」「そう・そう」の隠し言葉デザインも

高砂足袋のいろは底シリーズと高砂産業社長の 加古さん

高砂足袋のいろは底シリーズと高砂産業社長の 加古さん

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 高砂産業が製造する地下足袋シリーズ「高砂足袋のいろは底」が、京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」から2年の構想を経て発売された。

「高砂足袋のいろは底」には隠し言葉が2つ隠されている。

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 同社の地下足袋は、裁断・縫製・加工の3段階に分けて製造されており、すべて職人による手作り。素材は全て国内産で、日本製にこだわっているという。

 同社社長の加古陽一さんは商品開発の経緯について「『SOU・SOU』とは15年くらいの付き合いで、いろは底シリーズを作りたいと依頼があったことがきっかけ」と話す。「京都で地下足袋を履いている人を見かけると、大体がSOU・SOUの商品。高砂周辺でも履いている方はいるがまだまだ少ない。高砂産業が作っていると知るとびっくりされることも多い」とも。

 「高砂足袋のいろは底」シリーズは、全15種類を用意。サイズは、22~29センチ(1センチ刻み)で値段は8,640円~。SOU・SOUネットショップまたは実店舗(京都・東京)で販売する。

 いろは底について加古さんは「底は右足と左足でデザインが違い、『たかさご』と『そう・そう』の隠し言葉が隠されている。外国人の方にも興味を持ってもらうために、つま先には刀をイメージしたデザインが取り入れられていておしゃれな仕上がりになっている」と話す。

 加古さんは「地下足袋はかわいいので興味は持ってくれるけれど、履くとなると恥ずかしいという方も多い。一度履いたらやめられないし、体にも良いので勇気を持って履いてみてほしい」と呼び掛ける。

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