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加古川のカフェで「不思議の国のアリス」テーマに企画展 地元作家ら世界観表現

卵の殻にアリスモチーフの布を施した「エッグオーナメント」の作品

卵の殻にアリスモチーフの布を施した「エッグオーナメント」の作品

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 加古川の住宅街にあるカフェ「cafe Romanticism」(加古川市野口町坂元北)で12月1日から、作家6人による作品展「アリス展」が始まった。

作品展の商品

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 同展は、店主の田尻麻優未(まゆみ)さんが、数年前から実現させたいと考えていた企画。地元を中心につながりのある作家に声を掛けたことで開催にこぎ着けた。「アリス」をテーマに、アクセサリーやイラスト、ポーセラーツなど、それぞれの作家の世界観を表現した。

 「私自身もどんな作品が並ぶか楽しみだった」と田尻さん。もともと「不思議の国のアリス」の世界観が好きで、お店のインテリアにも取り入れてきたほど。アリスオリジナルの食器を作ってみたいという思いから、ポーセラーツの資格を取ったという経緯も。自身のポーセラーツ作品は同展にも出展している。

 「不思議の国のアリス」生誕150周年となる今年は、各地でイベントが行われ、ファンからの注目が集まっているという。「子どものものと思われがちだが、大人こそ夢中になる世界観」と田尻さん。アクセサリーやバッグ、食器など日常使いできる作品も多いという。「展示を通して新しい楽しみ方を見つけてもらえれば」と話す。

 同展の作品はすべて販売する。イラストポストカード(150円)、エッグオーナメント(500~700円)、ポーセラーツ食器(800円~)サンキャッチャー(2,000円~)など。

 期間中は、6日間限定(7日~12日)でスペシャルメニューとして「スイーツセット」(1,300円)を提供する。4日・18日の2日間は「マッドハッタ―とティーパーティ―!」と題し、ボードゲームイベント(1,500円)も開催予定。特製アフタヌーンティープレートとともに楽しめる。

 「発表の場を積み重ねることで、もっと地元作家を応援していきたい」と田尻さん。さまざまな作家と知り合う中で、もっと地元の作家を紹介したいという思いが強くなったという。アリス展については「今後も毎年続けていけたら」と意気込む。

 営業時間は11時~17時。水曜・日曜定休。12月25日まで。

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