加古川に10月1日、「510cafe 0章店(ごーいちぜろかふぇ ぜろしょうてん)」(加古川市平岡町)がオープンした。
コーヒーを通した食育を行うNPO法人「一杯のコーヒーから地球が見える」のインストラクター、後藤加奈子さんと息子の琢臣さんが2017年10月からJR東加古川駅前のコミュニティースペース「Hikare'」(加古川市平岡町)で毎週金曜に開いている「510 cafe kirakira Happy」。このたび琢臣さんがオーナーとして住宅地内の戸建て住宅で営業を始めた。
琢臣さんは「ここでケーキ工房として開発や研究ができる事が開店に至った一番の理由。コミュニティースペースの店舗では設備上の理由から販売はできても作ることはできなかった。いずれは体と食に関する自伝や論文も書きたい」と意気込みを見せる。
「全11章からなる計画を立てており、最終章では『NPO法人のチェーン化』を目指している。今回の開店は本編に入る前の段階に過ぎず『0章店』と名付けた」と店名の由来を話す。
加奈子さんは「コーヒーは焙煎(ばいせん)後の豆で7日、ひいた後の粉で3日も経過すると酸化が始まる、いわば生鮮食品。酸化していないコーヒーは体にもよい」と自家焙煎へのこだわりを話す。
コーヒーの焙煎講座や笑いヨガなどのイベントも予定する。琢臣さんは「みんなが集まって遊べる空間を目指している」と話し、来店を呼び掛ける。
営業日はフェイスブックやインスタグラムで知らせる。営業時間は10時頃~18時頃。