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加古川で模型列車運行イベント 若桜鉄道「隼さくら」が一日駅長

イベントをPRする同会メンバー

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 別府鉄道円長寺駅跡(加古川市野口町)で3月3日、「旧別府鉄道野口線1日限りの復活模型列車運行!」を開催する。主催は市民団体「旧別府鉄道キハ2号を守る会」。

昨年大がかりな修復がされたキハ2号

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 1984(昭和59)年に廃線となった別府鉄道を走り、現在は旧別府鉄道円長寺駅跡に保管される気動車「キハ2号」の保存活動に取り組んでいる同団体。

 イベント当日は、子どもが乗車できる旧別府鉄道野口線の大型鉄道模型運行や、キハ2号グッズや鉄道グッズの販売を行う。来場者には円長寺駅オリジナル切符を入場券として配布。鳥取県若桜鉄道のイメージキャラクター「隼(はやぶさ)さくら」も一日駅長を務め、イベントを盛り上げる。

 同団体代表の誉田勝さんは「子どもや家族連れで来てほしい。地元の人に『この車両があってうれしい、楽しい』と思ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 同団体は昨年行ったクラウドファンディングの支援金で車両の修復を続けている。誉田さんは「昨年は素人では作業できない部分に取り掛かったが、旧型車両の修理専門業者がいないので、住宅会社や自動車関係、鉄工所などに依頼した。内装が木造で外が鉄板なので火気に気を使う」と話す。「キハ2号の修復は古民家のリノベーションなどと同じ。車両を使って地域活性化できれば。今後は仲間も増やして次の世代につないでいきたい」と意欲を見せる。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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