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東加古川駅前におにぎり専門店 イタリアン店主が出店、昼飲みも

店先に立つ店主の大西さん

店先に立つ店主の大西さん

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 おにぎり専門店&立ち飲み「MUSUBI(むすび)」(加古川市平岡町、TEL 079-451-6423)が9月1日、JR東加古川駅前にオープンした。

いろとりどりのおにぎり

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 店主はイタリア料理店「Pizzeria Anello(ピッツェリアアネッロ)」(平岡町)を営む大西有理さん。店舗面積は約11坪。イートインスペースには2人がけテーブル2卓、4人がけテーブル1卓を備える。

 店名について、大西さんは「姉妹店のアネッロはイタリア語で『輪』を意味しており、お客さんやスタッフなど人の輪がつながりますようにという思いを込めている。MUSUBIは、そんな人の輪が結ばれますようにという思いと、おむすびを合わせて名付けた」と話す。

 提供するおにぎりの米には、同市内で「化学肥料・農薬を使わず栽培した」という「神喜舞(ヒノヒカリ)」を使う。「一粒一粒のしっかりとした甘みと香りが特徴」と大西さん。のりは山と川の恵みが加古川の流れにより集まる播磨灘で養殖された『大濵海苔(おおはまのり)』の焼きのり。一枚ずつパリパリの状態でフィルム包装して提供する。

 「のり本来の風味や香り、具材、米の甘味とのバランスを味わってほしい」と大西さん。具材は「塩むすび」「梅」「昆布」など定番から、「卵黄のしょうゆ漬け」「かつめしおにぎり」まで17種類をそろえ、それぞれの雑穀米バージョンも用意。価格は100円~380円。ランチタイムにはおにぎり購入客を対象に、ミニ小鉢2種と漬物とみそ汁をセットにした「おむすびランチ」(300円)や総菜なども提供する。

 「生まれも育ちも加古川なので、おいしさにこだわった地産地消の食材を取りそろえた。愛情を込めた出来たて、手作りのおにぎりを、ぜひ味わってほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時~23時(土曜・日曜・祝日は9時~)。火曜定休。

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