うなぎとジビエ料理の店「炭滋料理 山と川」(加古川市西神吉町、TEL 079-431-4532)が加古川にオープンして、4月22日で2周年を迎えた。
同店は、高砂銀座商店街で営業していた「浜名湖鰻(うなぎ) うな高」(高砂市高砂町)が移転リニューアルしたもの。店主の井口幸介さんは加古川市出身。高校を卒業後、父親が創業したうなぎ料理店で料理の道へ。以来、25年間にわたり、うなぎ料理に携わってきた。
「うな高」は井口さんが、2015(平成27)年にオープン。店舗を任せていた従業員の独立や、コロナ禍も重なり、移転のタイミングを模索していたという。再開に向けて井口さんは「元々、知人の猟師と、シシ肉やシカ肉を使った、ぼたん鍋や、バーベキュー楽しんでいた。味がおいしいのは分かっていたので、新しい店では『うなぎとジビエを一緒に提供できれば』と思った」と当時を振り返る。
地元・加古川への移転後、店名を変更。「炭滋料理」は造語で、「炭を使って調理した滋養料理を提供する」という意味。「山と川」の『山』はイノシシやシカなどのジビエ料理、川はうなぎ料理を現す。同店で提供するジビエは、狩猟免許を持つ井口さんが仲間と共に播州地域で捕獲。捕獲したイノシシなどは、許可を持つ解体施設で皮をはぎ、料理として提供している。
メニューは、「うな丼・上」(3/4匹=4,120円)、「うな重・特上」(1匹=5,100円)、「ひつまぶし・上」「うなぎのせいろ蒸し・上」(以上3/4匹=4,340円)のほか、「鰻づくしコース」(1人前9,900円・1万5,400円、注文は2人前~)も用意する。
井口さんは「うなぎは全て浜名湖産を仕入れる。同湖のうなぎの雄はうまみが強く、雌のブランド『でしこ』は脂乗りがいい。時季によって良い方を使い分ける」と話す。炭火で白焼きにし、1時間ほど蒸したうなぎには、継ぎ足しのタレを塗り重ねて焼いていく。テイクアウトや配達のメニューも用意する。
ジビエ料理は兵庫県の猟期が始まる11月15日から提供。「播州天然猪ぼたん鍋(塩・みそ)」(1人前9,900円)、「播州天然鹿しゃぶ付」(同1万5,400円)、注文は3人前~。「播州天然ジビエおまかせコース(ぼたん鍋・ジビエ料理数品)」(同1万9,800円)、「猪・鹿などの希少部位付き」(同2万9,700円)、注文は2人前~。「播州天然かもおまかせコース(かも鍋・かも料理数品)」(同1万5,400円)、「播州天然キジ肉付き」(同2万9,700円)、いずれも3人前~。塩ぼたん鍋は、イノシシの骨を割ったものを10時間以上炊いて作る「猪骨白湯スープ」がベース。いろりを囲みながら、ボタン鍋を楽しむことができるという。
井口さんは「最近は『うな高』時代のお客さまも多くいらっしゃり、お褒めの言葉をいただく。うなぎは奥が深くて飽きない」と話す。「ぜひ播州天然ジビエのおいしさを楽しんでほしい」とも。
営業時間は11時~22時。前日までの完全予約制(ジビエは約1週間前)。配達は弁当6個~(加古川・高砂・稲美・播磨は配達無料。その他の地域は応相談)。店内は全室個室。駐車場あ