加古川に1月30日、地域交流施設「スマイルDOJO」(加古川市八幡町)がオープンする。
同施設代表の横山覺さんは「当施設は空手道場の役割も兼ねている」と話す。空手の型の動きを取り入れた「KATAトレ」教室、認知症予防のための「脳トレカフェ」、自分を磨く女性を対象とした「おしゃれトレ」、アートセラピー「パステル和アート」の体験教室など、「五感を磨く」トレーニングを展開するという。
「活動のきっかけは障がい者福祉施設でのアロマハンドマッサージのボランティアを体験したこと」と横山さん。「ハンドマッサージをした時、施設の利用者さんが、心の思いを語ってくれたことに感動した。楽しみを見つける事がイキイキとしたくらしを送れる、と感じたからことから、プログラムの開発とスマイルDOJOの開設につながった」と振り返る。
横山さんは「地域支援として、スマイルDOJOを拠点に『訪問美容』『訪問トレーニング』も取り組んでいく予定。介護が必要な方や障がいのある人の下へ出張し、福祉美容師やアロマセラピストの派遣、身動きのとりづらい人でも美容セラピーを体験することのできる取り組みも計画していきたい」と意気込む。
トレーニング教室では現在、参加者のほか、講師や一緒に活動するボランティアスタッフを募集している。問い合わせは同施設(TEL 090-2708-7060)まで。