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高砂の寺院で地元美術家・山口和也さん個展 本堂天井画や新作など公開

山口和也さん

山口和也さん

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 高砂市の普照山観音寺(高砂市荒井町)で9月22日、高砂出身の美術家・山口和也さんの個展が始まった。

観音寺の天井画

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 昨年完成した、同寺院本堂の天井画「鳳凰(ほうおう)図」の一般公開と、山口さんの新作など約10点を展示する同展。

 1996年に京都造形芸術大学を卒業した山口さんは現在、京都府にあるアトリエ「トレース」で創作活動を行い、火薬に顔料を入れてはじけさせる独自の技法で絵画製作している。

 今回出展する作品は「A peace of the universe(宇宙のかけら)」と題し、山口さんが石川県南加賀にある限界集落に通い、山の湧き水と雁皮(がんぴ)のみを使って作った手すき和紙で描いている。

 雁皮の繊維が重なり合い、表面が凹凸のある紙に描くことで、画風に「気配」や「間合い」が表現されるという。

 天井画は、浄土宗の開祖・法然の師にあたる善導の命日法要が観音寺で行われることから、同寺が本堂の修繕の際に天井画を山口さんに依頼し、構想3年、着手から1年がかりで完成させたもの。

 山口さんは「地元で作品を発表する機会がなかったが、鳳凰画によってご縁が生まれた。鳳凰画は時間が経つことで完成当初と風合いが変わり、お寺の雰囲気になじむ」と話す。

 開催時間は10時~17時(最終日15時まで)。9月25日まで。

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