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高砂のコーヒー店が「バレンタインブレンド」販売へ チョコレートに合うブレンド開発

店主の黒崎陽蔵さんと昭和62年製の直下式焙煎機

店主の黒崎陽蔵さんと昭和62年製の直下式焙煎機

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 高砂のコーヒー店「自家焙煎珈房 じょっぴんや」(高砂市荒井町、TEL 079-443-2922)が1月28日、自家焙煎のコーヒー豆「バレンタインブレンド」の販売を始めた。

KUROKARIさんの消しゴムハンコが押印されたバレンタインブレンド。

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 店舗面積は約30坪。席数は、4人掛けテーブル席4卓、2人掛けテーブル席3卓、カウンター5席の計27席。木と石としっくいで仕上げた店内には、北海道の家具工房「SANTARO」の椅子、高砂の看板店「グランアーツ」が手掛けた照明や「竜山石」をアクセントに使ったカウンター席を備える。これまでに縁のあったアーティストによるインテリアを取り入れ、温かみのある落ち着いた空間を演出する。

 店主の黒崎陽蔵さんは28歳の時、北海道放浪中に出会ったコーヒーをきっかけに、1980年に米田町で自家焙煎珈琲店をオープン。1995年に現在の店舗をオープンした。店名は、北海道の方言「じょっぴんかる」という言葉の語感が気に入り名付けたといい、初心を忘れないという思いも込めたという。

同店では、バレンタイン時期にチョコレートに合うブレンドコーヒーを提供したいと考え、5年前から「バレンタインブレンド」を期間限定で販売している。開発に当たり、豆と配合、焙煎に試作を重ねたという。

 黒崎さんは「ベースとなる豆はブラジル。その中でも一番甘みを感じられるブルボン種で精製方法はナチュラル。そこに柔らかなコクが特徴のガテマラとフルーティなアフターテイストのモカをブレンドし、直下式の焙煎機で焙煎した」と自信を見せる。

 黒崎さんの妻・友佳理さんは「大人の愛のカタチをイメージした『ほろ苦さの中のひとしずくの甘み』を大切な方を思いながら味わってほしい」と笑顔を見せる。

 価格は100グラム当たり600円。提供する豆袋には黒崎さんの娘で消しゴムハンコクリエーターのKUROKARIさんによる消しゴムハンコを押す。販売は2月14日まで。

営業時間は、平日=9時~17時、土日=9時~21時。月曜・第2火曜定休。

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