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加古川のたこ焼き店が椅子を一新 客の要望に店主が根負け

古い椅子と新しくなった椅子を比較するスタッフ

古い椅子と新しくなった椅子を比較するスタッフ

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 加古川駅前にあるたこ焼き店「Theこなもん道場たこ魂(たま)」(加古川市加古川町篠原町)が4月、店内カウンターの椅子を一新した。

新しい椅子に座るアルバイトの小西佳奈さんと店主の内山健吾さん

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 立ち飲みカウンターのイートインスペースを備えるたこ焼き店として昨年10月にオープンした同店。

 店主の内山健吾さんは「もともと立ち飲みカウンターとして設計したため、『椅子の高さが低すぎて合わない』と、オープン当初から椅子の高さ調整を希望する声が多かった」と振り返る。

 「立ち飲みカウンターにこだわっていたため椅子の買い替えはしなかったが、思っていたより長く滞在する客が多かったため、今回、客の要望に根負けする形で、導入を決定した」と内山さん。

 新しい椅子はイメージカラーであるオレンジ色で、これまで使っていた椅子より20センチ高くなり、高さ調整もできるようにした。「食べやすい高さでたこ焼きが食べられる」と自信を見せる。

 来店客の一人、藤江太郎さんは「ちょうどいい高さで食べやすい。店員さんとも話やすくなった」と笑顔を見せる。

 内山さんは「椅子を入れ替えたことで、隣の人とも話しやすくなった。暖かくなるこれからの季節、カウンターや店前のテーブルで、たこ焼きを味わってほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~22時。

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