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加古川に母親向けコミュニティースペース 100人超がコンセプト作りに参加

スペースの誕生を祝う参加者とスタッフ

スペースの誕生を祝う参加者とスタッフ

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 JR加古川駅西の県道18号沿いに4月8日、コミュニティースペース「cohaco(コハコ)」(加古川市加古川町、TEL 079-456-2239)がオープンした。運営は、レディースファッション通販を手掛ける「ワンピース」(加古川市別府町)。

バルーンリリースを楽しむ参加者

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 1階(約18坪)に、フリースペース、キッズスペース、授乳室、2階(約18坪)にレンタルスペースを備える同施設。

 オープン初日は、館内を見て回りながらスタッフの説明を受けたり、屋上でバルーンリリースをしたりする子ども連れ客でにぎわった。

 同施設スタッフの本多友香さんは「結婚して母親になると、仕事が制限され外とつながるツールが少なくなる人もいる。母親たちが外とつながるきっかけとして当施設を活用してもらえれば」と話す。

 「当施設のコンセプト作りには100人以上の母親が参加した」とも。「できるだけたくさんの意見を取り入れ、みんなのほしい場所実現に取り組んだ。オープン日を4月8日にしたのは、『8』に幸せが無限に広がるようにとの思いを込めたから」と笑顔を見せる。

 来場した母親女性の一人は「友だちと借りてママ女子会をしたい。誰かの自宅だと気を使うが、ここでは気楽にみんなで持ち寄って楽しめる」と話す。

本多さんは「スタッフも『こうなりたい』と成長していく場所にしたい。生き生きとしたスタッフが空間にいると生き生きとした空間になる。地域の人々がつながるきっかけの場所にしたい」と意気込む。

 営業時間は10時~17時。利用料金は9月まで無料。

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