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加古川で「BUSYO-GI」初公開 地元建具店と人形作家がコラボ

BUSYO-GIを指す織田さん(左)と菅さん(右)

BUSYO-GIを指す織田さん(左)と菅さん(右)

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 加古川プラザホテル(加古川市加古川町)で10月21日、日本将棋連盟公式戦の加古川青流戦交流レセプションが開催され、「織田建具店」(八幡町)の織田悦雄さんと「おもかげ工房」(加古川町)の菅聡一郎さんが共同制作する「BUSYO-GI」が初公開された。

武将化した王将(左から伊達政宗、織田信長、武田信玄)

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 菅さんによると、「BUSYO-GI」は武将と将棋を掛け合わせた立体的な将棋駒を使う将棋のことで、王将を伊達政宗などの好きな武将に変えて楽しむことができるという。将棋盤は、戦場の雰囲気を表現した外枠と神代杉(じんだいすぎ)という木材を格子状にした碁盤を作り、建具店の技術とこだわりを取り入れた。碁盤の下には戦国時代の加古川市周辺をイメージした地図が描かれている。

 織田さんは「旋盤機械の購入を機に、建具店として何か地元に協力できることはないだろうかと考えたのがきっかけ。『棋士のまち加古川』からヒントを得て、立体的な将棋駒を作った」と話す。9月初旬に上荘町で開催された「国包伝統文化祭」で将棋駒の試作品を展示した際、好評だったため、地元人形作家の菅さんに協力を依頼して「BUSYO-GI」の開発に着手。2人で試行錯誤しながら約3週間の期間で完成させたという。

 菅さんは「将棋で駒を裏返す『成り駒』にする仕掛けが大変だった。戦国時代の貨幣をイメージしたものを『歩兵』など駒の上に載せて『と金』などにする工夫を凝らした。『BUSYO-GI』が完成した時は感慨深かった」と話す。

 織田さんは「桂馬の駒を制作した時に馬の形にするのが特に苦労した。機械で削れないところは手作業で駒を作った。建具店の仕事は、普段1人で行うことが多いので菅さんと共同制作できたことがすごくうれしかった。互いに想像を超えるものを作ろうと意識したことが良かった」と制作過程を振り返る。

 「『BUSYO-GI』をどの様に公開し、広めていくかは企画中」と菅さん。「公共の場所、店などに設置して、大人から子どもまで将棋に触れる機会づくりや駒の制作を競うコンテストにも取り組みたい」と意気込む。

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